(この記事は2024年12月6日に更新しました。)
- 好きな人に振り向いてもらいたい
- 簡単な恋愛テクニックが知りたい
- 心理的に無意識で距離を縮めることは可能なの?
と悩んだことはありませんか?
そのような悩みはこの記事で「全て」解決していきます。
この記事では「返報性の原理を使って相手を好きにさせるテクニック」を14個ご紹介します。
さらに、返報性の原理は恋愛だけではなく、友達や職場関係、ビジネスにも使える万能なテクニックなので、ぜひ覚えていってくださいね。
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返報性の原理とは?
返報性の原理とは「人は何かをしてもらった時に、その人に対して無意識でお返しをしたくなる」心理現象です。
好意の返報性
恋愛の場合、相手から好意を示されると自分も無意識で好意を示したくなります。
つまり、あなたが相手に好意を伝えると返報性の原理が働き、相手があなたを好きでなくても本能的に何か好意を返したくなります。
そして、「好意を返したいのはあなたのことが好きだから」と思うのです。
さらに、最初は相手からの好意を「嬉しい」と感じるだけでも、何度も好意を与えられると自然と「好き」に変わってしまう人もいます。
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返報性の原理の実験
心理学者デニス・リーガンはある実験を行いました。
まず、被験者でペア(片方は仕掛け人)をたくさん作ります。
そして、仕掛け人にジュースを買ってきてもらいます。
この時に2パターンに分けます。
A「自分の分だけのジュースを買う」
B「2人分のジュースを買う」
その後に、ジュースを買った仕掛け人がもう1人に福引チケットを買って欲しいとお願いをします。
実験の結果、B「2人分ジュースを買った人」の方がA「自分の分だけジュースを買った人」より2倍の確率で福引チケットを買ってくれました。
これは、ジュースを買ってくれた好意を無意識に感じ、チケットを買ってあげるという好意で返したのです。
つまり「人は何かしらの好意を受け取ると相手に無意識で返したい」と思ってしまうことがわかったのです。
返報性の原理を使った恋愛テクニック
返報性の原理を使ったテクニックを14個ご紹介します。
いろいろな使い方ができますので、ぜひ覚えておいてください。
1.アイコンタクト
アイコンタクトは相手に好意や興味があると伝える一番簡単な方法です。
相手に好意や興味を示すことによって返報性の原理が働き、相手もあなたに好意や興味を示しやすくなります。
ポイントは「3.3秒」見つめることです。
アイコンタクトは短すぎても、長すぎても良くありません。
3.3秒が一番相手の好感度を上げられるので、ぜひ試してみてください。
2.笑顔
笑顔は非常に返報性の原理が働きやすいです。
あなたが笑顔でいると自然と相手も笑顔になる可能性が高いからです。
笑顔というのは「楽しい」「幸せ」な表情です。
そして、相手が笑顔になったという事実が「わたしが笑顔なのは、この人と一緒にいると楽しくて幸せだから」と相手の脳内で変換されます。
つまり、あなたを好きになるということです。
笑顔は誰でも簡単にできるので、他の方法はまだハードルが高いという人は、ぜひ笑顔からやってみてください。
3.名前を呼ぶ
相手の名前を呼ぶことによって、返報性の原理が働き、相手もあなたの名前を呼びやすくなります。
さらに、人は自分の名前を呼ばれると無意識に幸せと感じる性質を持っています。
つまり、お互いに名前を呼び合う状態になれば、どちらも幸せを与え続けられるので、好きになりやすくグッと距離を縮められるのです。
そもそも、名前を呼ぶこと自体が「ネームコーリング効果」といって、呼ばれた相手が無意識に惚れやすくなります。
ただし、呼びすぎは相手に不快感を与えてしまう可能性があるので、自然な頻度で使うようにしてみてください。
4.悩みを相談する
あなたの悩みを相談することで、相手も自分の悩みを相談してくれやすくなります。
悩みというのは普通、「親しい人」「信頼している人」にしか話しませんよね?
つまり、相手が悩みを相談したという事実が「あなたのことを信頼しているから悩みを相談した」と相手は錯覚するのです。
そして、そのままあなたを好きになります。
これは「自己開示」といって、相手に自分の深い話をすると好きになりやすい心理現象です。
悩みの他にも自己開示をさせる話題はあります。
自己開示させる話題についてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
5.相手の話を聞く
相手の話を聞くことで返報性の原理が働き、相手もあなたの話を聞こうとします。
つまり、コミュニケーションを続けやすくなります。
なので、最初に自分から話そうとするのではなく、相手に話させる方が良いです。
さらに、話を聞くことは相手に「自己開示」してもらうことなので、あなたを好きになりやすいです。
特に女性は話を共感してもらいたいという思いが強いので、積極的に聞いてあげることで確実にあなたに惚れやすくなります。
6.ボディータッチ
相手に触れることで相手に好意を伝えることができ、相手に「何か好意をお返ししなくちゃ」と思わせることができます。
さらに、ボディータッチをされると無意識にその人を受け入れていると脳が判断し、好きになりやすいです。
これは男女ともに共通です。
他の部位は触られることに抵抗が強いですが、二の腕が一番抵抗が少ないことがいろいろな研究やアンケートでわかっています。
7.褒める
男女問わず褒められて嬉しくない人はいません。
褒めることによって、あなたの好意が相手に伝わり相手もあなたに好意を返したくなります。
ポイントは次の2つです。
○女性には具体的に褒める
○男性にはストレートに褒める
女性は会話能力が優れており、お世辞か本心かを非常に気にします。
つまり、具体的に褒めることで「お世辞じゃなくて、本当に私のことを見て褒めてくれてる」と思うのです。
具体的には、
ネイル変えた?そのネイル可愛いね
メイク変えた?今日のメイクの方が魅力的だよ
みたいな感じです。
逆に、男性は遠回しに伝えても、自分が褒められていると気づいていない場合があるのでストレートに褒めた方が良いです。
具体的には、
ありがとう!優しいね!
髪切ったでしょ!その髪型好きかも!
みたいな感じです。
褒めることで不快感になる人はいないので、積極的に使ってみてください。
8.甘える
あなたが甘えると返報性の原理が働き、相手もあなたに甘えやすくなります。
そして、甘えるということはあなたに気を許しているということです。
相手があなたに甘えるという事実を作ってしまえば、相手は「甘えているのはあなたのことが好きだから」と思い込み、そのまま「好き」に変換されます。
ただし、甘える内容は控え目が良いです。
好きでもない人にしつこく甘えられても「ウザイ」「気持ち悪い」と思われ逆効果になるからです。
オススメは「少しだけわがままを言う」ことです。
少しだけのわがままを言って相手に甘えると、相手は「この人のわがままを聞いてるのは、この人が好きだから」と思い込みます。
少しだけなら印象も悪くならないので、ぜひ試してみてください。
9.プレゼントする
プレゼントをするのもかなり効果的です。
プレゼントを貰って嬉しくない人はいませんよね?
確実に相手に好意が伝わり、相手からも好意が返って来やすくなります。
ポイントは「何でもない普通の日にプレゼントをする」ことです。
誕生日やクリスマスなどにプレゼントしても良いですが、そんなに頻繁に機会が来ませんよね?
今すぐ好きになって欲しいのに、次のイベントまで何か月もあったら待ってられません。
そんな時は、普通の日にプレゼントしてみてください。
普通の日にプレゼントすることによって、相手に「サプライズ」を与えることができます。
「サプライズ」を与えることで、何倍も強く相手の記憶に残すことができるのです。
特に女性はサプライズに弱いので、本当にオススメです。
惚れさせるプレゼントについてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
10.接触頻度を増やす
関わる回数を増やすことで、相手とたくさんコミュニケーションを取ることになります。
もちろん、好意を伝える回数が増えれば増えただけ返報性の原理が働き、相手もあなたに好意を返したくなります。
また、接触回数が増えること自体がザイオンス効果が働き、惚れやすくなります。
ザイオンス効果とは「接触頻度が高くなると、無意識で相手に惚れやすくなる」心理現象です。
ザイオンス効果についてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
11.フォローする
相手をフォローすることでも返報性の原理を使うことができます。
助けられた相手は、あなたに何かお返しをしたいと思うからです。
そして、相手が何かしらのお返しをすると「あなたのことが好きだから、このようなことをしている」と相手は錯覚するのです。
ポイントは「さりげなく」フォローすることです。
さりげなくフォローすることでその人を立てることができます。
特に男性はプライドが高いので、他の人にわかるように助けるよりは、こっそりフォローする方があなたのことを確実に好きになりやすいです。
ちなみに、男を立てるということ自体がかなり惚れやすくなるテクニックです。
男の立て方についてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
もちろん、女性に対してもさりげなくフォローするのは効果的ですよ。
12.秘密の話をする
あなたから秘密の話をすると、返報性の原理が働き相手も秘密の話をしやすくなります。
そして、秘密の話というのは「信頼している人」にしか話さない内容です。
つまり、相手が秘密の話をすると「あなたのことが好きだから話した」と勝手に思い込むのです。
過去の恋愛の話は本当に信頼していないと話さない秘密の話だからです。
ちなみに、恋愛の話は深ければ深いほど秘密度が高くなるので、確実にあなたに惚れやすくなります。
秘密の話で惚れさせるテクニックについてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
13.第三者に伝えてもらう
共通の友人がいる場合、第三者に伝えてもらうのもアリです。
例えば、
○○君が、△△ちゃんのこと凄い褒めてたよ
△△ちゃんが○○君の優しいところがタイプらしいよ
みたいな感じです。
これは、ウィンザー効果と言って「人は直接伝えるよりも、第三者から伝えられた方が信じやすくなる」心理現象を利用したテクニックです。
もちろん、あなたから本物の好意が伝われば、相手も本物の好意で返したくなります。
14.告白する
告白することで、ストレートに相手に好意を伝えることができます。
つまり、返報性の原理が働きやすくなります。
しかし、告白は断られると傷つきますよね?
なので、「フットインザドア」や「ダブルバインド」を使って確実に成功の確率を高めるのがオススメです。
フットインザドアとは「最初に小さなお願いから徐々に大きなお願いをしていくと、次第に断りにくくなる」テクニックです。
ダブルバインドとは「相手がどちらを選んでもあなたの望む答えになる2つの選択肢を与えて、YESかNOと言う選択肢を奪う」テクニックです。
この2つのテクニックはどちらも告白の成功率を確実に高めることができます。
2つを組み合わせて使うこともできます。
フットインザドアとダブルバインドについてはこちらを見てみてください。
返報性の原理の注意点
返報性の原理を使う際に4つの注意点があります。
これらを守らないと返報性の原理の効果が無いだけではなく、あなたの好感度を大幅に下げてしまう可能性があります。
ぜひ覚えておいてください。
1.ある程度の関係性が必要
相手から嫌われていたり、悪い印象がある場合、返報性の原理は逆効果になります。
嫌いなのに好意を示されたり、関わろうとするとウザがられたり、キモいと思われるからです。
なので、返報性の原理を使う場合は最低限の関係、少なくともマイナスな関係ではないのが良いです。
もし、脈無しや嫌われている場合は「ベンジャミン・フランクリン効果」を使うのがオススメです。
ベンジャミン・フランクリン効果とは「人を助けた時に、その人を好きになる」心理現象です。
例え嫌われていても相手に助けたという事実を作ってしまえば、「この人のことが好きだから助けた」と相手の脳は錯覚するのです。
ベンジャミン・フランクリン効果の具体的な使い方は、こちらを見てみてください。
2.相手に余裕が必要
相手が仕事や学校などで忙しすぎたり、夢中になっている趣味があると返報性の原理が効きにくくなります。
これは、相手に恋愛できる余裕がないからです。
この時に無理に好意を伝えたら、相手のストレスを溜めてしまい逆効果になります。
相手が落ち着いたタイミングになってから、返報性の原理を使うようにしてみてください。
3.鈍感な人には効きにくい
相手が鈍感な場合、好意が返って来ないどころか「そもそもあなたの好意に気づいていない」場合があります。
特に恋愛経験が少ない人は好意を向けられた経験が少ないため、気づきにくい傾向があります。
鈍感な人には遠回しで好意を伝えても気づいてもらえない可能性が高いので、直接わかるサインを送るようにしてみてください。
4.ほどほどにする
早く相手からの好意が欲しいからといって、最初から強めのアピールをするのはやめた方が良いです。
あまりガツガツしすぎると、相手は反射的に逃げてしまい、引いてしまいます。
例えば、そんなに親しくもないのに頭をなでたり、呼び捨てにしたりすると、相手は不快に思い、嫌われてしまいます。
相手との距離感を認識しつつ、ほどほどに好意を伝えるようにしてみてください。
返報性の原理は使える場所が多い
- 返報性の原理とは「何かをしてもらった時に、無意識でお返しをしたくなる」心理現象
- 恋愛以外にも友達やビジネスでも使える
- 相手に好意を示せば「好意の返報性」が働く
- 嫌われている場合は「ベンジャミン・フランクリン効果」を使う
返報性の原理は他のテクニックに比べて使える場面が多く、ストレートにアピールしたり遠回しにアピールしたり自由に使えるので、そこまでハードルは高くないです。
全部で14の方法をご紹介しましたが、全て使う必要はありません。
自分が使えそうなものをチョイスして、ぜひ明日から使ってみてくださいね(^_-)-☆
確実に恋愛を成功させたい人は、この本がオススメです。ここに全てが書いてあります。