都市伝説「トンカラトン」とは？怖い話と正体、対処法を考察してみた

と悩んだことはありませんか？

そのような悩みはこの記事で「全て」解決していきます。

この記事では、都市伝説のトンカラトンについて考察していきます。

○トンカラトンのストーリー
○トンカラトンの対処法
○トンカラトンは実在するのか？

などがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

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トンカラトンとは？

皆さんはトンカラトンという都市伝説を知っていますか？

トンカラトンとは、全身包帯で巻かれて片目だけが出ている大男です。

心霊や妖怪という意見もありますが、怪人トンカラトンとも言われたりします。

ちなみに、トンカラトンの名前の由来は、彼が近づいてくる時に聞こえる音です。

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トンカラトンの怖い話

最初に、トンカラトンの怖い話を紹介します。

全身包帯の大男

中学2年生のA君の話。

「トントンカラカラ トントンカラカラ」

A君が学校から帰っていると、後ろから変な音が聞こえてきました。

その音はどんどんと近づいてきて、振り返ると全身包帯の大男が刀を持って自転車に乗っていました。

自転車はA君の前で急ブレーキで止まり、包帯の大男はA君に向かって、このように言いました。

トンカラトンと言え

A君は怯えながらもその男の言う通り、トンカラトンと言いました。

すると包帯の大男は去っていきました。

A君は次の日にこの出来事を友達に話しました。

トンカラトンにされた友達

別の日、A君の友達が学校から帰っている時にトンカラトンに会ってしまいました。

友達は、A君からトンカラトンと言えば助かると聞いていたので、「トンカラトン」と言いました。

しばらくの沈黙のあとに、包帯の大男は目を吊り上がらせてこのように言いました。

まだ、トンカラトンと言えと言っていない！

友達はその場で刀で斬られて全身包帯のトンカラトンになってしまいました。

トンカラトンは集団で現れることがあります。

この集団は、みんな上手く言えなくて、トンカラトンにされた人なのだとか。

トンカラトンの対処法

トンカラトンと会ってしまっても心配いりません。

トンカラトンには確実な対処法があるのです。

ここでは、トンカラトンの対処法を紹介します。

トンカラトンと答える

一番簡単で確実な方法は「トンカラトン」と答えることです。

トンカラトンと言うと、彼は満足して帰っていきます。

彼はトンカラトンと言って欲しいだけなのです。

全身に包帯を巻く

これは少しネタ的な対処法です。

全身に包帯を巻いて、トンカラトンの仲間だと思わせれば、トンカラトンにマークされないかもしれません。

ただし、見破られるとトンカラトンを怒らせかねないので、逆効果になってしまう可能性があります。

さらに、普段から全身包帯巻きで外出するのはおかしいので、あまり現実的ではないでしょう。

トンカラトンに会った時の注意点

トンカラトンの対処法はとても簡単です。

しかし、注意点があるので一緒に知っておいてください。

質問される前にトンカラトンと言わない

トンカラトンと言えと質問される前に答えてはいけません。

トンカラトンが質問する前に答えると刀で斬られてしまうのです。

トンカラトンの都市伝説でも、これで友人がトンカラトンにされてしまっています。

必ず、トンカラトンが聞いてきてから答えるようにしてください。

集団のトンカラトンには注意

トンカラトンは集団で現れることもあります。

その時、一人一人が「トンカラトンと言え」と言ってきますが、中には何も話して来ない者もいます。

何も話してないのに言ってしまうと「トンカラトンと言えと言っていない！」と刀で斬られてしまいます。

集団で現れた時は誰が質問してきたかしっかり聞いて答えるようにしましょう。

トンカラトンが有名になったのはトイレの花子さん？ぬーべー？

トンカラトンが有名になったのは、ポンキッキーズの「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」というアニメです。

このトンカラトンの回では、こどもがトンカラトンの集団に会ってしまいます。

撃退する方法を試すのですが、質問をしてないトンカラトンにも言ってしまい、こどもがトンカラトンにされてしまいます。

いつもはこどもを助けてくれる花子さんは、この回では助けてくれなく、かなり後味の悪い終わり方をします。

今でもトンカラトンの回はトラウマ回として語り継がれています。

二期のトンカラトンはかなり優しい

ちなみに、花子さんがきた!!のアニメ版二期にもトンカラトンは出てきます。

二期では、トンカラトンが自転車の乗り方を教えてもらったお礼に、主人公がトンカラトンから身を守る包帯をもらうという内容です。

一期のトラウマ回とは異なり、かない微笑ましい話になってます。

トンカラトンの正体

トンカラトンは、花子さん以外のアニメや心霊番組で取り上げられることはほとんどありません。

なので、都市伝説ファンからもトンカラトンは創作された怪物だと長い間思われていました。

ところが、最近では「トンカラトンは実話から来ているのではないか？」とする説も浮上してきています。

トンカラトンのアニメ制作に関わっていたスタッフが、この話は地元で語られている話を参考にしたと語っていたのです。

しかし、そのスタッフとは現在連絡が取れなくなっており、真相は闇の中です。

ここでは、トンカラトンの正体について考察していきます。

骨董商説

トンカラトンは昔の骨董商である説が存在します。

昔、悪い骨董商がいました。

ある日、客からキレられて骨董商は売り物の刀で斬られました。

その骨董商の幽霊がトンカラトンの正体だと言われています。

日本兵説

戦時中、ある兵士が刀の手入れをしていました。

その時、くしゃみをしてしまい、刀を鼻水で汚してしまったそうです。

それを見ていた上官が「貴様！国から貰った刀に鼻水を付けるとは何事だ！」と兵士に怒鳴りました。

そして、兵士はその刀で斬られてしまいました。

この兵士はその場では亡くなりませんでしたが、包帯を巻かれた数日後に亡くなりました。

その兵士の怨霊がトンカラトンとして今も彷徨い続けているのだとか。

閉じ込められた人説

昔、ある大金持ちの一家がありました。

家の財産を弟が全て相続するという遺言に納得できなかった兄が、弟を刀で斬りつけました。

そして全身を包帯巻きにして、家の蔵に閉じ込めたのです。

数日後に弟は亡くなりました。

その弟の幽霊がトンカラトンとなって今でも兄を探しているのだとか。

トンカラトンは志々雄真実？

わたしはトンカラトンを見る度にるろうに剣心の志々雄真実(ししおまこと)に思えてしょうがありません。

どちらも、全身包帯姿で刀を持っている悪者ですよね。

もしかしたら、志々雄実はトンカラトンをモチーフにして誕生したキャラクターなのかもしれません。

トンカラトンに似ている都市伝説

トンカラトンに似ている都市伝説には次のようなものがあります。

○ミイラ男
○包帯おじさん
○ターボばあちゃん

もしかしたら、トンカラトンは複数の都市伝説をミックスして登場したのかもしれません。

トンカラトンは本当にいるのか？

トンカラトンは本当にいるのか考察していきます。

結論から言うと「いないとは言い切れない」です。

理由を解説していきます。

ありえない動き方をしない

他の都市伝説の幽霊は、ワープをしたり、どこかに消えるなど少しオカルトチックな部分があります。

しかし、トンカラトンは自転車で登場し、刀で斬りつけてくるだけです。

幽霊としては物理的な動き方をしているのです。

見た目も自然

トンカラトンの見た目は全身包帯巻きの大男です。

手や足があり、普通の人間の形をしています。

一般人が包帯を巻けばトンカラトンと同じになれるのです。

足がないテケテケや人形のメリーさんみたいな、いかにも幽霊という感じではありません。

本当にいたら大問題になっているはず

しかし、トンカラトンが本当に実在したら、かなりの問題になっているはずです。

こどもがトンカラトンにされてどんどん増えていくので、目撃情報も増えていくはずです。

また、トンカラトンにされたこどもの両親が黙っているとも思いません。

本当にいたら、かなり大問題になっていると思います。

トンカラトンの動画は怖い

YouTubeでトンカラトンと検索すると紹介動画がたくさん出てきます。

トンカラトンは見た目からして怖いので、他の都市伝説のようにかわいく描かれているものはほとんどありません。

ホラーが苦手な人や、こどもが見る時はトラウマにならないように気をつけてください。

トンカラトンの音にはご注意を