(この記事は2024年11月19日に更新しました。)
- デートに誘いたいけど、必ずOKをもらいたい!
- 告白で絶対にYESと言わせたい!失敗したくない!
- 友達関係から恋人に発展させたい!
と悩んだことはありませんか?
そのような悩みはこの記事で「全て」解決していきます。
この記事では「フットインザドア」を使った、デートや告白で確実に成功させやすくなる心理テクニックをご紹介します。
さらに、フットインザドアは恋愛だけでなくビジネスや友人にも使える万能テクニックでもあります。
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フットインザドアは禁断のテクニック
好きです
デートに行きませんか?
といきなり相手に言っても断られるリスクが普通に高いです。
しかも、デートや告白というのは一度断られると相手との関係が微妙になってしまうリスクがあります。
何より、断られたあなたはとても傷つきます。
なので、絶対に1回で成功させたいですよね?
そんな時に、使える心理テクニックがフットインザドアです。
断られる確率を確実に減らすことができる禁断のテクニックなので、ぜひ覚えていってくださいね。
フットインザドア
フットインザドアとは、「小さなお願いごとから徐々に大きいお願いをすると、人はそのお願いを引き受けやすくなる」心理現象です。
なんで、小さなお願いごとをすると大きなお願いごとを引き受けやすくなるの?
と思いますよね?
これにはしっかりとした心理的理由があります。
認知的不協和の解消
これは「認知的不協和の解消」という心理現象が大きく関係しています。
認知的不協和の解消とは、「自分の行動が、自分の考えていることと矛盾した時に、それを解消しようと自分の考えや行動を変えてしまう」ことです。
つまり、「一度お願いを引き受けた」という事実が
「お願いを引き受けたのは、あなたを信頼しているから」
「信頼しているあなたのお願いは少し大きくても引き受ける」
と脳内で勝手に解釈するからです。
一貫性の原理
さらに、フットインザドアにはもう1つの心理現象が関係しています。
それは「一貫性の原理」です。
一貫性の原理とは「一度決めたことは最後までやり通そうとする」心理現象です。
このため、相手は「一度引き受けた相手のお願いは最後まで聞いてあげよう」という気持ちに無意識でなるのです。
日本人には特に効果がある
日本人は「一貫性の原理」が強い傾向があり、フットインザドアはかなり効きやすいです。
特に、まじめな人や人間関係を大切にする人は「あなたのお願いを前回引き受けたのに今回は断る」という行為はなかなかできないので、フットインザドアは非常に効果的です。
ベンジャミン・フランクリン効果と合わせられる
実は、フットインザドアと相性抜群の心理テクニックがあります。
ベンジャミン・フランクリン効果とは「人は誰かを助けると、助けた相手を好きになる」現象です。
まさに、「お願いを聞いてもらいやすくする」フットインザドアと相性抜群です。
フットインザドアを単体で使う場合は、デートや告白には絶大な効果がありますが、「惚れさせる」「好きにさせる」効果はありません。
しかし、ベンジャミン・フランクリン効果は「惚れさせる」「好きにさせる」テクニックであり、フットインザドアを組み合わせることで抜群の効果が出ます。
これらを使い分けることで、「惚れさせる」「デート」「告白」のあらゆる場面でフットインザドアを使うことができます。
ベンジャミン・フランクリン効果を使って惚れさせるテクニックについてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
フットインザドアの実験
アメリカの心理学者フリードマンとフレーザーによってフットインザドアの実験が行われました。
カリフォルニアに住む112人の被験者に対して、「あなたの家の敷地に、静かに運転をしようという看板を立たせてほしい」とお願いしました。
その時に、2パターンのお願いの仕方をしました。
- いきなり「あなたの家の敷地に、静かに運転をしようという看板を立たせてほしい」とお願いしたパターン
- 車に「安全運転をしよう」と書かれた小さなステッカーを貼ってほしいとお願いしてから「あなたの家の敷地に、静かに運転をしようという看板を立たせてほしい」とお願いしたパターン
この結果、「車にステッカーをお願いしてから看板をお願いした」方が、「いきなり看板を立たせてほしいとお願いした」方より4倍も多く「YES」と答えたのです。
つまり、最初に「車にステッカーを貼るという小さなお願いを引き受けさせた」ことで、次に「敷地に看板を立てるという大きなお願いを了承しやすく」なったということです。
フットインザドアを使った恋愛テクニック
フットインザドアは「デートに誘う時」「告白をする時」に最大の効果が発揮できるテクニックです。
それぞれの使い方について具体的にご紹介していきます。
フットインザドアを使ったデートの誘い方
フットインザドアでデートに誘うテクニックは次の6ステップです。
今回は、「相手がApexというゲームが好き」だという例で話を進めます。
1.ゴールをデートと決める
フットインザドアは、最初にゴールを決めることが重要です。
このゴールに向かって何回ぐらいのお願いに分けてたどり着くかを逆算します。
今回は「デートの誘い方」なので、ゴールをデートに設定します。
2.相手の好きな物を調べる
次に、相手の好きな物を調べます。
例えば、相手がApexというゲームにハマっていたら、それをお願いに使います。
3.相手の好きな物が自分も好きだと印象付ける
あなたも自分はApexにハマっていると相手に伝えます。
もし、相手が好きな物をあなたがやっていない場合は、新しく始めてみるのも良いです。
この時、
最近始めたんだけど、めっちゃ楽しいよね!
でも、まだまだわからないことがあるから〇〇ちゃん教えてくれる?
のように言うと、次の「4.小さなお願いをする」に繋げやすくなります。
しかし、相手の趣味に合わせられなかったり、苦痛になってしまう場合は無理に合わせなくてよいです。
嘘をついて相手に合わせても、相手には必ずバレてしまい、好感度を下げてしまうからです。
4.小さなお願いをする
あなたが新しく始めたばかりなら、
こういう時はどうするの?
キャラは何がおすすめ?
などとお願いをしてみましょう。
あなたがすでに相手の趣味をやっていた場合は、
一緒にゲームでチーム組まない?
などと聞いてみましょう。
考えて判断しないといけないお願いは断られるリスクが高いからです。
そして、お願いを徐々に大きくしていくこともポイントです。
最初に「1回だけチーム組んでもらえる?」と聞いてから、「もう1戦だけいい?」という感じです。
別の日にお願いするときは「今日も何試合か一緒にやろう?」とお願いを大きくしても断られにくくなっているはずです。
そして徐々にお願いを大きくしていくと、最後の「6.デートに誘う」という大きなお願いをする時に確実に断られにくくなります。
5.感謝をする
お願いを聞いてもらえたら、絶対にお礼をしてください。
いろいろ教えてくれてありがとう!
〇〇ちゃんのおかげでめっちゃ勝てるようになったよ!
こないだチーム組んでくれてありがとう!
ラストの試合、足引っ張っちゃったけどごめんね!
と言う感じです。
この「4.小さなお願いをする」と「5.感謝をする」を何度か繰り返してください。
この繰り返しが、最後の「6.デートに誘う」の成功に直結する非常に重要な部分です。
理由は「相手がお願い事を聞けば聞いた数だけ、次のお願いを断りにくくなる」からです。
最低でも3回は繰り返すのが良いです。
6.デートに誘う
何度かお願いを聞いてもらって、最後にデートに誘います。
こないだのお礼がしたいから、ご飯ごちそうさせて
また一緒にApexの話したいから一緒にカフェ行かない?
と言う感じです。
相手は何度もあなたのお願いを聞いてきたので、確実にYESと言いやすくなっています。
今回は相手がApexというゲームが好きな場合での例えでしたが、相手の好きな物や趣味になんでも合わせて使うことができるので、ぜひ試してみてください。
フットインザドアを使った告白
次に告白でフットインザドアのテクニックを使う方法です。
基本的にはデートに誘う時の手順と同じで、ハードルの低いお願いから徐々に大きくしていき、ゴールの告白まで持っていきます。
順番としては、
という流れです。
5段階で説明しましたが、同じところを何度も繰り返しても問題はありません。
むしろ、フットインザドアは繰り返せば繰り返しただけ相手は確実にYESと言いやすくなるので、数は多くなった方が良いです。
ただし、女性に対して使う場合、出会って3ヶ月以内が付き合える確率が劇的に高いので、なるべく3ヶ月以内で告白できるプランで進めてください。
なぜ、3ヶ月以内で告白するのが良いかについてはこちらでまとめてますので、見てみてください。
フットインザドアのポイント
フットインザドアを使う時に5つのポイントがあります。
この5つを守ることで確実に相手に断られにくくなるので、ぜひ覚えておいてください。
1.相手の好きな物のお願い
1つ目のポイントは、なるべく「相手の好きな物」に関係したお願いをすることです。
相手の興味のあるものの方が確実にお願いを聞いてもらえる確率が上がるからです。
2.次の要求は前回のお願いに関連したお願い
2つ目のポイントは「次の要求は前回のお願いに関連したお願い」にすることです。
関連したお願いだと、相手は「前回YESと言ったので、今回はやっぱりNO」と言いにくくなります。
3.回数を重ねるほど断りにくくなる
3つ目のポイントは「回数を重ねる」です。
フットインザドアはお願いの回数を重ねることで真価を発揮できるテクニックです。
なので、最初の小さなお願いは「相手にYESと言わせるためのお願い」と認識しておいてください。
4.あせらない
4つ目のポイントは「あせらない」ことです。
あせっていきなりハードルの高いお願いをするとフットインザドアの効果が見込めなくなるからです。
先程も言いましたがフットインザドアは回数が多いほど断られにくくなります。
少し時間がかかってもあせらず、徐々に大きなお願いにしていくことが大切です。
5.ダメな場合はドアインザフェイス
フットインザドアがダメだった場合も諦めないでください。
そういう時は「ドアインザフェイス」という心理テクニックが有効に使えます。
ドアインザフェイスはフットインザドアの逆で、「最初に無茶なお願いをしてから、要求を下げていき最終的に本当のお願いを聞いてもらう」テクニックです。
相手に合わせてどちらか使いやすそうな方を、ぜひ使ってみてください。
ドアインザフェイスについてはこちらにまとめてますので、見てみてください。
まとめ
- フットインザドアは「一度お願いを聞いた人からは、次のお願いも聞きやすくなる」という心理現象を使ったテクニック
- ベンジャミン・フランクリン効果と一緒に使えば、相手を惚れさせることもできる
- デートや告白で確実にYESと言わせる確率を高めることができる
- 相手の好きな物に関係するお願いを小さなものから徐々に大きなものにしていく
- 回数を重ねることで効果は高まるので、絶対にあせらないことが重要
- フットインザドアがダメな場合はドアインザフェイスを使う
フットインザドアを成功させるために必要なのは計画だけです。
ゴールのお願いを先に決めて逆算すれば、誰でも簡単に使うことができるので、ぜひ明日から使ってみてくださいね。
確実に恋愛を成功させたい人は、この本がオススメです。ここに全てが書いてあります。