(この記事は2024年11月22日に更新しました。)
- フライトの種類が多くてどれを選んでいいかわからない
- 初心者におすすめのフライトが知りたい
- 上手くなるフライトはどれ?
と悩んだことはありませんか?
そのような悩みはこの記事で「全て」解決していきます。
この記事では、ダーツのフライトのおすすめの種類と選び方について紹介します。
ダーツ歴15年以上のダーツオタクのわたしは全ての種類のフライトを使ってきたので、それぞれどういう人におすすめか合わせて解説していきます。
と思っている人の参考になれば嬉しいです。
ちなみに、これからダーツを始めてみたい人は絶対に揃えておきたい必要な物をこちらにまとめてますので、見てみてください。
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ダーツのフライトとは?
フライトとはダーツの後ろにある羽根のパーツです。
フライトの役割
フライトはダーツの空中での姿勢をキープさせて飛ばすためには必要なパーツです。
フライトなしで投げるとおそらくボードにダーツは刺さりません。
飛行機の翼のような役割にゃ
フライトの選び方
フライトの選ぶポイントは、
○形
○種類
○デザイン
などがありますが、
フライトにはいろいろな形があり、形によって飛び方や安定性にかなりの差があるからです。
特に最初の内はいきなり難しいフライトを使うとボードまでダーツが届かなかったり、アウトボードばかりしてやる気がなくなってしまうかもしれないので、フライトの形は慎重に決めるようにしてください。
まずは形から決めるにゃ
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おすすめのダーツのフライト
最初に結論から言います。
中級者や上級者は投げる時の軌道や自分の好みで選んで構わないのですが、
初心者はまず、
○スタンダード
○シェイプ
のどちらかを使ってみてください。
初心者にスタンダードとシェイプがおすすめの理由
初心者の内は投げ方が安定しておらず、大きな弧を描いて飛んで行ったりダーツが真っすぐ向かないで飛んで行ったりします。
スタンダードとシェイプは安定力が高いので、上手くダーツに力が伝わらなかったり、向きがブレても浮力で軌道修正してくれるのです。
面積が狭いスリムなどを最初から使うと、矢がとんでもない方向を向いたまま飛んで行ったり、上手く風に乗せられず、ボードまで届かなかったりします。
実際にわたしも初心者の時スリムを使ったことがあるのですが、矢が下を向いたまま飛んで行ってボードに刺さりませんでした。
なので、最初の内は面積の大きいスタンダードかシェイプから使ってみるのがおすすめです。
スタンダードとシェイプはプロでも使っている人が多いから、初心者専用ではないにゃ
ダーツのフライトの9つの形状
ダーツのフライトの形は、
などがあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは順に解説していきます。
スタンダード
○安定して飛ばしやすい
○上手く力を伝えやすい
○失速しやすい
○スピードを出しにくい
○フライト同士がぶつかり、弾かれやすい
スタンダードは一番面積が広いフライトです。
バランスを取って投げやすく、力のない女性でも飛ばしやすいのが特徴です。
ただし、空気抵抗が大きいのでスピードが出にくく失速もしやすいです。
また、フライトが大きいので3本とも同じ所に集まった時にボードに刺さらず、弾かれやすいデメリットもあります。
安定はしやすいので、初心者には向いています。
初心者におすすめだけどプロ選手も使っているにゃ
シェイプ
○スタンダードよりスピードが出やすい
○軌道修正しやすく、安定させやすい
○フライトのデザインが多い
○スタンダード程安定はしない
○少し空気抵抗を受ける
○フライト同士が少しぶつかりやすい
シェイプはスタンダードの次に面積が大きいフライトです。
スタンダードより若干スピードが出やすく、面積が小さい分だけ弾かれにくいです。
そして、面積もあるので軌道修正しやすく安定させやすいです。
プロで使っている人も多くデザインが多いのも魅力です。
シェイプは初心者からプロまで使っている人が多いにゃ
ロケット
○シェイプよりスピードが出る
○そこそこ安定しやすい
○シェイプより安定力は落ちる
ロケットはシェイプより少し面積が狭いフライトです。
程よい浮力と空気抵抗がありバランスが取れています。
弧を描いて投げる人で失速させたくない人におすすめです。
投げた感覚はシェイプにかなり近いにゃ
ティアドロップ
○スピードが出やすい
○ふわっとした軌道で投げられる
○面積が少し狭いので、弾かれにくい
○上手く力を伝えないと飛ばない
○ブレやすい
スタンダードやシェイプと異なり丸みを帯びたデザインです。
面積はスタンダードとスリムの中間ぐらいで、スピードも出しやすく、安定力も少しあります。
投げた感覚はスリムに近いので、真っすぐ飛ばせないとボード手前で失速します。
中級者や上級者で使っている人が多いです。
鋭い飛びの人で浮力と安定力も欲しい人におすすめにゃ
カイト
○スピードを抑えたい人は安定しやすい
○面積が少し狭いので弾かれにくい
○ティアドロップよりスピードが落ちる
○初心者は扱いずらい
カイトはティアドロップとシェイプの中間のような形のフライトです。
面積はティアドロップより広いので、弧を描く人に安定しやすくなります。
スピードが出したいけど、ティアドロップだと安定力が足りない。
という人に向いています。
スピードと安定感がどっちも欲しい人におすすめにゃ
ゼット
○スリムより安定感がある
○カイト程安定しない
ゼットはカイトとスリムの中間ぐらいのフライトです。
カイトよりスピードが欲しく、スリムより安定感が欲しい人に向いています。
スリムを使った後にもう少し浮力が欲しい人は使ってみてにゃ
アストラシェイプ
○カイト・ロケットより直進性が高い
○安定力が少し落ちる
アストラシェイプはカイトやロケットより直進性が高いフライトです。
その分、安定力は若干落ちます。
ロケットやカイトを使ってみて、もうちょっとスピードがほしい人におすすめです。
投げた感覚はロケットにかなり近いにゃ
スリム
○テイクバックが少ない人はブレにくい
○スピードが出て、真っすぐ飛ばしやすい
○安定性が低い
○初心者は扱いずらい
スリムは面積がかなり小さいフライトです。
空気抵抗が少ないので、スピードを出しやすく失速しにくいです。
また、フライトで弾かれにくいのでグルーピングが良い人に向いています。
ただし、安定力は落ちるので初心者だと扱うのは難しいかもしれません。
上級者向けのフライトにゃ
ブレット
○スピードが出しやすく、失速しにくい
○グルーピングの邪魔にならない
○上手く飛ばせないとボードに届かない
○安定させにくい
ブレットは1番面積の狭いフライトです。
そのため、スピードが出しやすく、失速しにくいのが特徴です。
また、フライトが邪魔になりにくいので、ダーツが弾かれにくいです。
ただし、上手く飛ばせないととんでもない方向に飛んで行ったり、ボードまで届かなかったりします。
かなり上級者向けのフライトです。
ブレットはスパーンと飛んでく感覚が気持ち良いにゃ
「弧を描く人」のおすすめはコレ!
軌道別でおすすめの形は変わってきます。
弧を描いて飛ばす人は空気抵抗が高い
などが安定して飛ばしやすいのでおすすめです。
「直線で飛ぶ人」のおすすめはコレ!
逆に、軌道が直線で飛ぶ人は失速しにくい
などがおすすめです。
ダーツのフライトの種類
次にダーツのフライトの種類についてご紹介します。
ダーツのフライトの種類には主に次の3つがあります。
○折りたたみ
○成型
○シャフト一体型
それぞれメリットとデメリットがあるので、順に解説していきます。
折りたたみ
○コンパクトに収納できる
○値段が安い
○耐久性が低い
○90度に羽根が開かない時がある
折りたたみのフライトは毎回ダーツをする時に90度に広げて使います。
値段が安く、ぺちゃんこに収納できるのが魅力です。
ただし、耐久性が少し弱く、セッティングする時に90度にきれいに開かないことがあります。
デザインが豊富でアニメの絵もあるにゃ
成型
○90度に羽根が固定されている
○交換がすぐにできる
○コンパクトではない
○専用のケースが必要
成型フライトの特徴は羽根が常時90度に固定されているので、投げる度にフライトがしっかり開いているか確認する必要がありません。
また、耐久性も高く取り外しも簡単なのが魅力です。
成型フライトは90度に固定されているため専用のケースが必要です。
シャフト一体型
○羽が外れるストレスがない
○シャフトを買う必要がない
○専用のケースが必要
○種類が少ない
シャフト一体型はシャフトとフライトがくっついて成型されているフライトです。
シャフトを買う必要がなく、フライトが取れる心配もいりません。
ただし、フライトは90度で固定されているので専用のケースにしまう必要があります。
羽根が取れないのはかなりのメリットにゃ
わたしのおすすめは成型
成型だと投げる時に3本を毎回90度に微調整するストレスから解放されるからです。
シャフト一体型でも良いのですが、わたしの場合はフライトがよく痛むので交換するコストを考えて成型を使っています。
自分の好みを使ってみるにゃ
ダーツのフライトの扱い方
最後にダーツのフライトの扱い方についてご紹介します。
具体的には、
についてです。
特にこれからダーツを始めたい人は参考にしてみてくださいね♪
ベストな交換タイミング
フライトのベストな交換タイミングは、「破れたり、割れた時」です。
フライトは消耗品なので、ダーツをプレイすると必ずいつか破れたり、割れたりします。
破れたり割れたフライトを使い続けると飛びが悪くなったり、フォームに変なクセがつく原因になってしまいます。
なので、フライトが破れたり割れた時はすぐ交換するのがおすすめです。
上手な人ほど早く消耗するにゃ
折りたたみフライトは穴開けした方が良い
穴開けしていない折りたたみフライトを使っている場合は、穴開けをした方が良いです。
穴開けしたフライトにリングやシャンパンリングをはめることでシャフトから外れにくくなります。
リングやシャンパンリングなしのフライトだと、投げた時にフライトがスポッっと外れることがあるので、穴開けは本当におすすめです。
成型フライトは穴開けが難しいので選ぶ時は、最初から穴が開いている物を選ぶのが良いです。
などの穴の種類があるので、自分が使ってみたい物を選んでみてください。
必ずフライトケースに入れる
折りたたみ以外のフライトは必ずフライトケースに入れて持ち運ぶようにしてください。
そのままカバンにしまうと、何かと触れた時に圧がかかったりして壊れてしまうからです。
フライトは繊細なパーツなので、長持ちさせるためには専用のフライトケースを準備しておいてください。
ちなみに、わたしは折りたたむことに抵抗があるので、折りたたみフライトも成型フライトのケースにしまっています。
フライトケースを選ぶ時はリングの部分もチェックしてにゃ
自分に合ったダーツのフライトを見つけよう
- フライトにはいろいろな種類がある
- 初心者は面積の広いスタンダード・シェイプがおすすめ
- 穴開けした方がフライトが外れにくい
- 成型とシャフト一体型は専用のフライトケースが必要
最初の内はスタンダードかシェイプを選べば間違いはないと思います。
そのうち、もっとスピードがほしくなったり弾かれにくさが必要になったら、ぜひいろいろな種類を試してみてくださいね(^_-)-☆