- チップはどれを選んだら良いの?
- チップの種類によってどのような違いがあるの?
- 初心者におすすめはどれ?
と悩んだことはありませんか?
そのような悩みはこの記事で「全て」解決していきます。
この記事では、ダーツチップの種類と選び方、おすすめのチップ・ランキングをまとめて全てご紹介します。
ダーツ歴15年以上のわたしが実際にいろいろなチップを使ってきて感じたメリット・デメリットや選ぶ時に注意することを具体的に解説します。
などの人の参考になれば嬉しいです。
ちなみに、これからダーツを揃える人は最初に持っておいた方が良い物をこちらにまとめてますので、合わせて見てみてください。

ダーツのチップ(ティップ)とは
チップとはダーツの先端の部分です。
ソフトダーツではプラスチック製でハードダーツでは金属です。
ダーツのパーツの中で一番消耗が激しく頻繁に買い替える必要があります。

ハードダーツをソフトダーツ用のボードに投げてはダメにゃ
チップの役割と選び方
チップはダーツボードに刺さる役割があります。
選ぶ時に気をつけるポイントは以下の通りです。
バレルと同じ規格でないと装着自体不可能なので、規格だけは必ず同じチップを選ぶようにしてください。
その他の選ぶ優先度は個人の好みです。



最初に規格を合わせてから長さを選ぶにゃ
ダーツのチップの規格
チップには次の4つの規格があります。
全てネジ穴の規格が違いバレルと同じチップしか使用できません。
選ぶ時の最重要ポイントです。


2BA
2BAは一番広く普及している規格です。
ダーツショップでチップを買う時に何も書いていなければ2BAです。
バレル側が凹、チップ側が凸になっています。
種類やカラーが多く、たくさんの選択肢から選べます。



初心者から上級者まで使っている人が多いにゃ
4BA(ACUTE)
4BAは2BAと逆でバレル側が凸、チップ側が凹となっています。
アキュートとも呼ばれたりします。
バレルの金属部分がチップの中まで入るので、前重心になりやすく真っすぐ飛ばしやすいメリットがあります。
チップにかかる負担が大きいため、少し折れやすいです。
飛びを良くしたい人におすすめです。



4BAはストーンと刺さるにゃ
No.5
No.5は2BAより細い規格です。
チップ自体がスリムなのでグルーピング時に弾かれにくいです。
しかし、細いので少し折れやすいです。
ネジ穴はバレルが凹、チップが凸ですが、2BAとサイズが違うため2BAのバレルには装着できません。
バレルが2BAなら2BAのチップを、バレルがNo.5ならNo.5のチップを選ぶようにしてください。



投げ心地は2BAより前重心にゃ
1/4
1/4はハウスダーツ専用の規格です。
1/4のチップはハウスダーツにしか装着できないので、選ぶ時に間違わないように気をつけてください。



2BAと似ているから気をつけるにゃ
おすすめはコレ!
規格は必ずバレルと同じ物を選んでください。
同じ規格でないと装着ができないからです。
特にこれが絶対に良いというものはなく、どれも扱いやすいです。
選ぶ時のポイントは次の通りです。
コスパ重視→2BA
飛び重視→4BA
グルーピング重視→No.5



迷ったら1番使っている人が多い2BAが良いにゃ
ダーツのチップの長さ
チップの長さには次の3つがあります。
長さによって耐久性や刺さりやすさが変わってくるので、選ぶ時のポイントになります。
ショート
○丈夫で折れにくい
○曲がりにくい
○刺さった時の揺れが少ない
○グルーピングが若干不利
○少し刺さりにくい
ショートは短いチップです。
折れにくくボードに刺さった時の揺れが少ないです。
しかし、短いので少し刺さりにくく、バレルがボードに近くなるのでグルーピングが若干不利になります。



先端が曲がりたくない人におすすめにゃ
ロング
○ボードに刺さりやすい
○グルーピングに有利
○曲がりやすい
ロングは名前の通り長いチップです。
ボードに刺さりやすく、バレルとボードに距離ができるのでグルーピングに有利です。
しかし、長いので曲がりやすく、刺さった時にビヨーンと垂れやすいです。



投げ感がハードダーツに近いからハードダーツプレイヤーに人気にゃ
ミディアム(ノーマル)
○種類やデザインが多い
○特になし
ミディアムはショートとロングの中間の長さです。
作っているメーカーも多いので種類やデザインがたくさんあります。



1番ポピュラーな長さにゃ
おすすめはコレ!
○チップが曲がりたくない人
○刺さった時に揺れたくない人
○ボードに刺さりにくい人
○グルーピング時に弾かれたくない人
○これからダーツを始める人
○基本的なチップを使いたい人
特に拘りがない人や初心者の人はミディアムがおすすめです。
1番種類が多く大きなデメリットがないからです。
また、チップに指をかける人は指のかけ具合で長さを選んでみるのも良いです。



ショートとロングは良くも悪くもクセが強いにゃ
おすすめチップ・ランキングTOP5
【第5位】L-style プレミアムリップポイント No.5
No.5は耐久性が弱点ですが、プレミアムリップポイントNo.5は耐久性が高く他のチップより長持ちしやすい特徴があります。
【第4位】L-style Acute Lip
4BA(アキュート)のチップを探している人におすすめです。刺さりやすくて抜きやすく、ネジが締めやすいので使い勝手が非常に良いです。
【第3位】L-style ショートリップポイント
ショートチップを探している人におすすめです。長さが22.4mmと短いので曲がりにくく安定感のあるプレイが可能です。
【第2位】CONDOR TIP
コンドル独自のカットが入っていて、見た目がスタイリッシュです。また、ネジ部分に独自のデザインが使われており、緩みにくく折れにくいのが魅力です。
【第1位】L-style プレミアムリップポイント
かなり刺さりやすくて、ネジが緩みにくく抜きやすく全てが素晴らしいチップです。チップ購入に迷ったらコレというくらい人気商品です。
ダーツのチップに関連するアイテム
最後に、チップと一緒に持っていると便利なダーツアイテムをご紹介します。
チップケース
チップケースはチップを持ち運ぶ時にあると非常に便利です。
普通に1日で5〜6本折れることもあるので、常に10本以上は持っておくのがおすすめです。
この時に、チップを買った時のジッパーの袋に入れて持ち運ぶとバッグやダーツケースの中でバラバラになって大変なことになるかもしれないので、チップケースはマジで持っておいた方が良いです。
おすすめはマグネット式で簡単にチップを取り出せるCAMEO ALUMINIOのチップケースです。
チップホルダー
チップホルダーはチップを交換する時に素早く取り出せる収納アイテムです。
素早く取り出せることで相手を待たせなくて済みます。
特にオンライン対戦中にチップが折れた時は、投げる制限時間があるので素早くチップを取り替える必要があります。
おすすめは取り出しが一瞬で可能な
TIGAのハイパーチップホルダーです。
ラジオペンチ
ダーツ用品ではないですが、ラジオペンチがあると便利です。
ボードに刺さって折れたチップは手で抜けないことも多いのですが、ラジオペンチがあると簡単に取れます。
ボードに刺さったままにしておくと、その部分にダーツは刺さらないので、折れて残ったチップは必ず外した方が良いです。
ダーツバーなどによっては店員さんに声をかければ外してくれるところもありますが、店員さんがすぐに対応してくれるとは限りませんし、その間は残ったチップを気にしながらプレイしないといけなくなってしまいます。
ストレスフリーでプレイするためにラジオペンチを1つ持っておくのがおすすめです。
チップリムーバー
チップが折れてバレルの中に残ってしまった時にチップリムーバーがあれば簡単に取り外すことが可能です。
バレルの中でチップが折れた時は指で外すことが困難なので、1つ持っておいた方が良いです。
もちろん2BAにも使えます。
おすすめはNo.5にも対応している
DMCのスーパースリムリムーバーです。
ハード変換はコンバージョンポイント
コンバージョンポイントを使えばソフトダーツをハード用に変換することができます。
ソフトチップでハードダーツ用のボードに投げるとボードが傷みやすいので、コンバージョンポイントを使うようにしてください。
ハードボードで遊ぶ予定のある人はコンバージョンポイントも用意しておきましょう。
おすすめはソフト用チップとほぼ同重量で重さのバランスが変わらないL-styleのハードリップです。
お気に入りのダーツのチップを見つけてみよう
- チップを選ぶ時は、必ずバレルの規格に合わせる
- 初心者におすすめはミディアム
- チップリムーバーを持っていれば中で折れた時に困らない
チップは耐久性や刺さりやすさ、持った時の感覚が変わってくる重要なパーツです。
ぜひ自分にお気に入りのチップを見つけてみてくださいね(^_-)-☆





