(この記事は2024年11月22日に更新しました。)
- ダーツってどうやって遊ぶの?
- 得点の見方が知りたい
- ダーツのマナーがわからない
と悩んだことはありませんか?
そのような悩みはこの記事で「全て」解決していきます。
今回はダーツの遊び方とルール、マナーをまとめて全てご紹介します。
ダーツを15年以上プレイしてきたわたしが実際に学んできたことを初心者でもわかるようになるべく具体的に解説します。
などの人の参考になれば嬉しいです。
\損しないでダーツを買いたい方はこちら!/
ダーツの遊び方
最初に、ダーツの遊び方を説明します。
特に最初の内はどこに入ったら何点なのかがわからないと思うので、ぜひ覚えていってください。
先攻後攻はコークで決まる
ダーツは先攻が圧倒的に有利なスポーツです。
その先攻後攻を決めるのがコークです。
お互いにダーツを1投ずつ投げて、より中心に近かった方が先行になります。
この時は中心からの距離がわからなくならないために最初に投げた人も後に投げた人もダーツを抜かずに残しておきます。
ただし例外があり、最初に投げた人がど真ん中のセンタービットに入った場合は、そのダーツを抜いて次の人が投げます。
また、お互いの距離が同じだった場合はダーツをそのまま刺したままもう一度コークをします。
3投とも引き分けの時は、ダーツをボードから全て抜いて決着がつくまでコークを繰り返します。
ダーツボードには刺さる穴が開いていて、真ん中からの穴の数が少ない方が距離が近いにゃ
スローラインより後ろから投げる
ダーツはスローラインより後ろで投げなければいけません。
床にシールやマットでラインが設定されており、そのラインの後ろから投げます。
ラインより前に出なければ良いのです。
スローラインはどこでプレイしても同じで、ソフトダーツは244cmにゃ
3本投げたらチェンジボタンを押す
ダーツを3本投げたら相手の順番に変わるので、チェンジボタンを押します。
この時の注意点は「必ずダーツを3本とも抜いてからボタンを押す」ようにしてください。
ダーツを抜く前にボタンを押すと、抜いた時にボードが反応して相手の得点に入ってしまう事故が起こるからです。
もし、相手の点数に間違って入った時は機械で戻せるから安心してにゃ
的の点数
ダーツの得点はシンプルで、次のことだけ覚えておけばOKです。
○外周の点数がその扇状の点数
○真ん中は50点(2つとも)
○ダブルはその数字の2倍
○トリプルはその数字の3倍
○3本の合計が得点になる
1番基本となるのが外周の数字です。
外周から中心に向かってある扇状の部分がその数字の点数になり、1〜20点まであります。
扇状の部分の外側と中間に2つ狭いスペースがあって、その部分をそれぞれダブル、トリプルと呼びます。
外側にある狭いスペースがダブルで、そのスペースに入ると得点が2倍になります。
例えば、
1のダブル→2点
17のダブル→34点
19のダブル→38点
みたいな感じです。
また、扇状の中間にある狭いスペースがトリプルでここに入ると得点が3倍になります。
8のトリプル→24点
17のトリプル→51点
20のトリプル→60点
みたいな感じです。
そして、真ん中に2つの円(ブルとインブル)があります。
クリケットなど、ゲームによっては小さい円(インブル)の方が2倍になったりしますが、ゼロワンやカウントアップではどちらも50点です。
そして、3本の合計が得点となります。
ダーツボードの外側に飛んで行ったり、刺さらなかった時は0点にゃ
真ん中が1番点数が高い訳ではない
ここで気づいた人もいるかも知れませんが、実は真ん中(ブルとインブル)が1番点数が高い訳ではないのです。
となるため17以上のトリプルに入れば真ん中より点数は高くなります。
しかし、トリプルはブルよりスペースが狭くプロでも3本入れるのはかなり難しいので、基本的に高得点を狙う時はブルを狙います。
中には20のトリプルを狙う猛者もいるにゃ
\期間限定セール開催中!/
ダーツのルール
次に、ダーツの基本的なゲームのルールをご紹介します。
ダーツにはいろいろなゲームがあり、それぞれルールが異なります。
最低限覚えておいてほしいルールは次の3つです。
それでは順に解説していきます。
カウントアップ(COUNT UP)
カウントアップは3投を1ラウンドとし、全8ラウンドを終了した時点で得点が高かった方が勝ちのゲームです。
高得点を取れば勝ちなので、基本的には全部ブルを狙えばOKです。
ちなみに、上級者の中には20のトリプルを狙う人もいます。
ブルに入らなくて、たまたまトリプルやダブルに入っても高得点が出るので、初心者でも勝てる可能性があります。
また、ひたすらブルを狙うので練習にも最適です。
最後まで気が抜けないにゃ
ゼロワン(01)
ゼロワンはカウントアップの逆で、どんどん数字を減らしていくゲームです。
301・501・701などのルールがあり、先にちょうど0にした人が勝ちです。
3投を1ラウンドで交互に投げます。
ちょうど0にならなくて減りすぎた場合はバースト(BUST)となり、次のラウンドでもう1度やり直しです。
例えば、
11ラウンドで残り21点の場合
1投目9→残り12点
2投目5→残り7点
3投目8→バースト
12ラウンドは21点からスタート
みたいな感じです。
最後にちょうどの数字を出さないと勝ちではないので、大逆転も狙えるゲームです。
どちらも最終ラウンドで0にならなかった時は、最後に数字が少なかった人が勝ちにゃ
クリケット(CRIKET)
クリケットは15・16・17・18・19とブルのみをターゲットにした陣地取りのゲームです。
最終的に得点が高かった人が勝ちです。
これらの数字に3本入ればオープンとなり、オープン以降に入った分だけ自分の得点が加算されます。
ダブルは2本分、トリプルは3本分、インブルは2本分なので基本的にはこの部分を狙います。
クリケットは作戦が重要にゃ
試合の時はメドレー(MEDLEY)
また、試合や大会などではメドレーというゲームをします。
メドレーはゼロワンとクリケットを組み合わせた対戦方法です。
3LEGや5LEGなどがありますが、3LEGの場合はゼロワンとクリケットを1回ずつプレイし、2勝した方が勝ちです。
3LEGで1勝1敗の時は最終ゲームで勝った方が勝利です。
最終ゲームのコークで勝った人は先攻かゲーム選択権を選べるにゃ
ダーツのマナー
最後に、ダーツをする時のマナーについてご紹介します。
ダーツはよく紳士・淑女のスポーツと呼ばれ、マナーを守ってプレイしないと周りから浮いてしまいます。
最低限守ってほしいマナーは次の通りです。
○スローラインを越えてはいけない
○プレー中は静かにする
○野球投げはしない
○後ろで待つ
○指で押さない
○投げやりにならない
○くわえタバコで投げない
○他人のダーツを使わない
○相手が後ろに戻るまで構えない
○相手の良いプレーは掛け声をかける
○オーバーキルはしない方が良い
どれも難しいことではないのですが、知らないと中々わからないこともあるので、ぜひ覚えておいてください。
それでは順に解説していきます。
スローラインを越えてはいけない
ダーツのスローラインを越えて投げるのはNGです。
これはルール違反になるからです。
例え1人で練習している時でもソフトダーツは高得点が出ると全国ランキングに載ってしまうので、スローラインを越えて投げるのは絶対にやってはいけません。
構える時は足元をチェックするにゃ
プレー中は静かにする
相手がプレーしている時は話しかけたり騒いだりしない方が良いです。
もし話したいことがある時は相手の3投が終わってから話しかけるのがベストタイミングです。
後ろで騒いだり大きな音を立てるのも相手の気が散ってしまうのでやらない方が良いです。
相手の気が散ることはNGにゃ
野球投げはしない
ダーツを投げる時、野球投げはしてはいけません。
ダーツボードが痛む上に、見ている人も不快になるからです。
野球投げとは肩を使ってボールを投げるように力を入れる投げ方です。
特に初心者の内は投げ方がわからなくて力いっぱい投げてしまうかもしれないので気をつけてください。
ダーツを飛ばすコツは力を使わないことにゃ
後ろで待つ
自分のターンが終わったら相手の後ろで待つようにしましょう。
相手の視界に入っていると気が散ってしまうからです。
お互いに気持ちよくプレイするためにも守った方が良いです。
投げる人の前にいると危険にゃ
指で押さない
これはケースバイケースですが、基本的に指でボードを押して得点を入れることはやってはいけません。
特に勝つためやレーティングを上げるために指押しをすることは絶対にNGです。
ボードに当たったけど弾かれて無得点になった時でも押してはいけません。
例外は、ボードに刺さっているのに機械が反応していない時です。
この場合は、対戦相手の了承を得てからその得点を押してもOKです。
ボードに刺さらなくてもう1回投げるのもNGにゃ
投げやりにならない
ゲームの途中で、調子が悪かったり勝てないと思っても投げやりにならず最後までプレーしてください。
ダーツに限りませんが、対戦途中で投げやりにされると相手も不快になるからです。
ゲーム後も気まずくなってしまうかもしれないので、どんなにイライラしてても表には出さないようにしましょう。
もちろん他の人や物に当たるのもダメにゃ
くわえタバコで投げない
タバコをくわえながらダーツを投げるのはマナーが悪いので、やらないように気をつけてください。
また、タバコの煙が嫌いな人もいるので、他の人とプレイ中は吸わない方が無難かもしれません。
灰が落ちて床を汚してしまうかもしれないからくわえタバコはやってはいけないにゃ
他人のダーツを使わない
ダーツプレイヤーはマイダーツをとても大事にしていて、マイダーツを他の人に触られたくない人もいます。
なので、自分のダーツは自分で準備するようにしましょう。
他にも、替えのチップやフライトなども必要なので最低限必要な物は揃えておいた方が良いです。
相手が後ろに戻るまで構えない
自分が早く投げたいからといって相手が後ろに戻ってくる前に構えるのはやってはいけません。
相手は急かされていると感じ、気分良く思わないからです。
何より人が前にいる時に構えると、例え投げなくても危険です。
特にはじめましての人とプレイする時は注意にゃ
相手の良いプレーは掛け声をかける
相手が良いプレーをした時は掛け声をかけましょう。
ダーツはお互いに褒めながらプレイするスポーツなのです。
掛け声には次のようなものがあります。
- ナイスワン→1ラウンドで1本ブルに入った時
- ナイストン→1ラウンドで101点以上獲得した時
- ナイスハット→3本ブルに入った時
- ナイストライ→難しい数字に挑戦して失敗した時
掛け声は必ず必要な訳ではありませんが、ダーツをする時によく使われるので、相手が掛け声をしてくれたらこちらもするようにしてみましょう。
掛け声をすることでお互いに気持ちよくプレイできるにゃ
オーバーキルはしない方が良い
オーバーキルとはクリケットで相手よりかなり多く得点を獲得していてこれ以上得点が加算されない状態のことです。
オーバーキルをすると、相手は舐められているとか煽られていると感じ不快に思うので、すばやく他の数字を閉めてそのゲームを終わらせるようにしましょう。
故意的にオーバーキルはしちゃいけないにゃ
ダーツのルールとマナーを覚えたらもっと楽しめる
- スローラインより後ろで投げる
- ゲームのルールは「カウントアップ・ゼロワン・クリケット」の3つを覚えればOK
- 相手の集中が切れる行為や不快になる行動は注意
- お互いに気持ちよくプレイできるようにする
ダーツのルールはクリケットがやや独特なので覚えるまでに数回プレイが必要かもしれません。
逆にゼロワンとカウントアップはすぐに覚えられると思います。
基本的なルールとマナーを覚えて、ぜひダーツを楽しんでくださいね!