(この記事は2024年11月29日に更新しました。)
『ジョーズ』や『キング・コング』のように巨大なサメやゴリラといった危険生物を扱った映画はたくさんあります。
映画の『ジュラシックパーク』も危険生物にゃ
しかし、サメやゴリラの他にも世の中にはたくさんの危険生物が存在します。
今回は「実在する大型の危険生物」について深堀りしていきます。
大きい危険生物
小さい危険生物は、猛毒やウィルスを持っている場合が多いです。
しかし、大きい危険生物は鋭い牙を持っていたり、凶暴である場合が多いです。
これらの生物も人間にとっては脅威であり、危険生物といえます。
それでは、大きい危険生物を紹介していきます。
19位:ラーテル
ラーテル
ラーテルは、アフリカやインドに生息します。
見た目は可愛らしく見えるラーテルですが、性格はとても凶暴で危険です。
自分よりも何倍も大きいアフリカスイギュウや、ライオンにも襲い掛かります。
また、おしりの近くに臭腺があり、スカンクと同じような強烈なガスを出します。
このガスを浴びてしまうと、一週間は臭いがとれないといわれています。
ライオンに襲いかかるのは、びっくりにゃ
18位:サイ
クロサイ
サイは、南アジアやアフリカに生息します。
サイは、固い鎧のような皮膚と槍のように鋭い角を持っています。
そのうえ、時速60㎞で走ることができるので、突撃されたらひとたまりもありません。
サイはドッシリしていて重そうだから、走るのが遅いと思っていたにゃ
17位:ホオジロザメ
ホオジロザメ
ホオジロザメは世界中の海に生息します。
また、映画「ジョーズ」のモデルでもあり、とてもファンが多いです。
大きさは4~5mで、重量は700〜1000㎏だといわれています。
歯は非常に鋭利であり、咬まれると簡単に肉を引きちぎります。
空腹でないとホオジロザメは人間を襲わないといわれています。
しかし、泳いでいる人間をアザラシやオットセイと勘違いして襲ってしまうそうです。
ぬこは魚は大好物だけど、サメは怖いにゃ
16位:イリエワニ
イリエワニ
イリエワニは、インド・東南アジア・オーストラリアに生息します。
イリエワニはスイギュウからサメまでなんでも食べることにより食物連鎖の頂点にいる生物の一つです。
性格は非常に攻撃的で、空腹になると、人間や家畜に襲い掛かることもあります。
獲物に咬みついたあとに自らの体ごと回転し、肉を引きちぎる様子は「デスロール」と呼ばれ、恐れられています。
ぬこはワニが苦手にゃ
15位:アフリカゾウ
サバンナゾウ
アフリカゾウは名前の通り、アフリカに生息します。
アフリカゾウは世界最大の陸上生物であり、体長7m、重量10トンに達します。
知能がかなり高く、普段はとてもおとなしい性格です。
しかし、一度興奮すると手がつけられないほど攻撃的になり、サイですら踏みつぶして殺してしまいます。
10トンのゾウに踏まれたら、サイでもひとたまりもないにゃ
14位:メカジキ
メカジキ
メカジキは世界中の海に広く生息します。
上顎が槍のように鋭く伸びており、時速100㎞で泳ぐことが可能といわれています。
さらに、メカジキの性格はとても凶暴です。
船やクジラに突進したり、漁師を串刺しにして死亡させた例もあります。
しかし、メカジキはステーキやソテーにすると、とても美味しいです。
ぬこはメカジキのステーキを食べてみたいにゃ
13位:カバ
カバ
カバはアフリカに生息します。
可愛らしい見た目のカバですが、実は世界一危険な生物の一つといわれています。
野生のカバは非常に獰猛で攻撃的な性格で、怒ったカバは2〜3トンの体で容赦なくタックルしてきます。
時速40㎞で走ることが可能で、この速度は陸上短距離走選手並みであるため、一般人がカバに追いかけられたら逃げ切るのはほぼ不可能です。
カバに遭遇したら、絶対に彼らの縄張りに入ってはいけないよ
12位:ヒョウ
ヒョウ
ヒョウは、アフリカ・東南アジア・ロシアに生息します。
ヒョウはライオンと比べると小さいため、危険ではないと思うかもしれません。
しかし、積極的に人間を襲うため、性格面ではライオンより危険です。
時速60㎞で走ることが可能なので、彼らの標的になってしまったら、人間はまず逃げ切れないでしょう。
11位:ダイオウイカ
ダイオウイカ
ダイオウイカの生息地は詳しくはわかっていません。太平洋などの深海に住んでいると考えられています。
ダイオウイカは、海の怪物クラーケンのモデルといわれています。
その大きさは17m、重量は1トンにも達します。
魚やエビを食べると言われていますが、小型のクジラを食べる説も存在します。
深海に住んでいるため、ダイオウイカの生態は未だにわかっていません。
10位:ハイエナ
ブチハイエナ
ハイエナは、アフリカ・インド・ネパール・中東に生息します。
ハイエナは直接人間を襲うことは少ないです。
しかし、人間の死肉を食べることがわかっており、負傷して動けない人間や餓死しそうで弱っている人間に襲い掛かります。
9位:アフリカライオン
アフリカライオン
アフリカライオンは名前の通りアフリカに生息します。
ライオンは基本的には人間を食べないといわれています。
しかし、人間を襲うケースはたくさんあります。
「百獣の王」と言われるだけあって、彼らに襲われたらひとたまりもないでしょう。
ライオンは怖いけど、ぬこの親戚にゃ
8位:ホッキョクグマ
ホッキョクグマ
ホッキョクグマは、北極・アメリカ大陸北部・ユーラシア大陸北部に生息します。
体長2.5m、重量600㎏に達するほどであり、鋭い爪と牙を持っています。
ホッキョクグマのパンチはとても強力で、一撃でアザラシの首の骨を折るほどだといわれています。
そんなホッキョクグマですが、シャチには負けるみたいで、北極海ではシャチに捕食されている姿が多く目撃されています。
7位:アフリカスイギュウ
アフリカスイギュウ
アフリカスイギュウは、名前の通りアフリカに生息します。
牛はとても穏やかな性格をしていると思われますが、それは家畜として人間に飼いならされているからです。
また、体長3m、重量1トンを超えるほどの大きさがあります。
時速60㎞で走ることも可能で、頭には頑丈で鋭利な角を持っています。
このアフリカスイギュウに突撃されたら、ただでは済みません。
そして、アフリカスイギュウは100頭以上の群れをつくって生活しています。
仲間意識が強く、彼らを怒らせると集団で襲ってきます。
このため、ライオンも余程のことがない限り、彼らを狙わないといわれています。
アフリカスイギュウは、アフリカでは「黒い死神」と呼ばれ、恐れられています。
6位:シロナガスクジラ
シロナガスクジラ
シロナガスクジラは世界中の海に広く生息します。
また、シロナガスクジラは地球上に存在する生物の中で最大の生物です。
その大きさは、体長30m、重量200トンにも達するといわれています。
最強にも思われるシロナガスクジラですが、シャチの集団には負けるみたいです。
5位:バッファロー
アメリカバッファロー
バッファローはアメリカ・カナダに生息しています。
バッファローは、ウシ科バイソン族に分類されるウシです。
スイギュウは、ウシ目ウシ科アジアスイギュウ属に分類される偶蹄類です。
ウシ科バイソン族・・・ウシ目ウシ科アジアスイギュウ属・・・ほとんど同じように聞こえるけど違うってことかにゃ
バッファローは草食動物で、数十頭で群れをなして行動しています。
天敵はライオンですが、自慢の角で返り討ちにすることも多々あるようです。
4位:ハイイログマ(グリズリー)
ハイイログマ(グリズリー)
ハイイログマは、北アメリカに生息します。
ハイイログマは日本では「グリズリー」とよく呼ばれています。
鋭い牙と爪を持ち、バッファローに襲い掛かり、捕食します。
ハイイログマは時速50㎞で走ることが可能で、彼らの標的にされたら、人間は逃げ切ることはできません。
3位:シャチ
シャチ
シャチは世界中の海に生息しています。
じつはシャチはサメよりも圧倒的に強いです。
シャチは、サメや小さいクジラを食べます。
速度もホオジロザメが時速40㎞に対し、シャチは時速80㎞で泳ぐことが可能です。
シャチは人間を意図的に食い殺そうとすることはないと考えられていますが、ちょっと人間にじゃれたつもりで、人間を殺してしまうことはあるようです。
1匹では不可能ですが、群れをなせば、最大の生物であるシロナガスクジラにも勝てるほどです。
2位:ヒョウアザラシ
ヒョウアザラシ
ヒョウアザラシは、南極に生息します。
他のアザラシとは体格が異なり、ヒョウアザラシは細長い体であり、速く泳ぐことができます。
口が大きく、鋭い牙を持っています。
また、性格も凶暴で、ペンギンや他のアザラシを襲います。
そのため、ヒョウアザラシは「海のギャング」と呼ばれることもあります。
1位:トラ
トラ
トラは、インド・東南アジアに生息します。
並外れた身体能力と、鋭い牙、爪を持っています。
人間を積極的に襲うことはないといわれていますが、襲うこともあります。
2018年には、インドで1匹のトラが13人を殺した事件も起こっています。
大型の危険生物には気をつけよう
いかがだったでしょうか。
今回は「実在する大型の危険生物」について深堀りしました。
もし、今回紹介した危険生物と出会ってしまったら、上手く逃げ切ってくださいね。