(この記事は2024年12月6日に更新しました。)
写真を撮るときのピースサインや裏ピースサイン、別れ際に手を広げて振るバイバイ。
日本では普通に使われているハンドサインでも、海外では侮辱や挑発の意味を持ち絶対にやってはいけないものが存在します。
この記事では「海外で絶対にやってはいけない危険なハンドサイン」について危険度別に紹介していきます。
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【危険度レベル★★★】
最初に少し危険なハンドサインを紹介します。
私たち日本人が使っている意味と異なる意味で受け取られる可能性があり、悪意がなくても険悪なムードになりかねません。
それでは、見ていきましょう。
ピースサイン
ギリシャ
日本ではピースサインは写真を撮るときによく使いますよね。
勝利・平和という前向きな意味を持つピースサインですが、ギリシャでは犯罪者に二本指で物を投げつける習慣があり、「くたばれ」という侮辱の意味のサインになります。
ギリシャで写真を撮るときは間違ってもピースサインはしないように気を付けてください。
ピースサインが危険なのはびっくりにゃ
日本人は普通に使ってしまいそうだから、ギリシャに旅行に行く時は気を付けてね
手招き
海外全般
日本では近くに来て欲しい時に手招きを使います。
しかし、海外では近くに来て欲しいという意味ではなく「あっちに行け」という意味になります。
海外で近くに来て欲しい時は「手のひらを上に向けて指を曲げる」とうまく伝わるよ
人差し指と小指を立てるきつねサイン
地中海の国々
日本ではきつねや犬を表すサインですが、地中海の国々では子ヤギを意味します。
地中海で子ヤギは「役に立たない・無力」に例えられる言葉であり、このサインをすると相手を「役に立たない無能なやつだ」と侮辱することになります。
【危険度レベル★★★★】
次に、そこそこ危険なハンドサインを紹介します。
国によっては、勘違いされる可能性もあるので、使うのは避けた方が無難です。
親指を立てるグーサイン
ギリシャ・中東・西アフリカ・南米
親指を立てるグーサインはSNSやYouTubeの「いいね!」でよく目にします。
しかし、このサインはギリシャ・中東・西アフリカ・南米ではとても下品な意味で認識されます。
これらの国では「お前の肛門に親指を突っ込んでやる」という意味になってしまい、相手にこのサインをすると殴り合いの喧嘩になったり、警察に通報されることもあります。
「グッド」をして「バッド」な展開にならないように気を付けてください。
手のひらを相手に向ける
ギリシャ
日本では「ちょっと待って」や「バイバイ」のときに手のひらを相手に向けますよね。
じつは、このサインはギリシャでは絶対にやってはいけません。
ギリシャでは手のひらを相手に向けるのは「顔に泥を塗るぞ」という嫌がらせ・屈辱的な行為を意味します。
もちろん、誰かを呼び止めるときや、5つものが欲しい時などでもこのサインは使ってはいけません。
ぬこの手はいつもパーだから相手に向けないように気を付けるにゃ
オッケーサイン
海外全般、特にフランス・ブラジル
日本では「オッケー」の意味で使われますが、じつはその意味で使われるのは日本だけです。
フランスでは輪の部分がゼロを意味していて「お前は無能だ」という侮辱した意味になります。
ブラジルでは輪の部分が女性器や肛門という意味になり、相手を侮辱することになります。
うっかり使ってしまいそうだから気を付けないとにゃ
裏ピース
イギリス・オーストラリア
ピースサインはイギリス・オーストラリアではビクトリー(勝利)の意味を持ちますが、裏向きだと「くたばれ」といった意味になります。
他の国でもネガティブな意味になってしまうので、裏ピースサインは日本以外では使うのを避けた方がいいです。
手を広げて振るバイバイサイン
韓国・ヨーロッパ
日本では別れ際のバイバイを意味するこのサインですが、アジア以外の国では「面倒くさい」「あなたと関わりたくない」という意思表示のときに使われます。
韓国人に手を振ったら、「あなたは犬程度の人間だ」と意思表示していると思われるのでとても危険です。
別れ際にうっかり手を振ってしまわないように注意してください。
ヨーロッパでは「頭がおかしい、いかれている」という意味にとられるところもあるよ
【危険度レベル★★★★★】
このレベルは絶対にやってはいけない超危険なハンドサインです。
相手を怒らせるだけでなく、トラブルに巻き込まれることもあり得るので絶対に使わないようにしましょう。
親指を下に向けるサイン
海外全般
このサインは日本ではブーイングなどの時に使われます。
しかし、海外ではもっと悪い意味のサインなので絶対に使ってはいけません。
親指を下に向けるサインはかつて闘技場で負けた人を殺せという意味で使われていました。
現在でも「地獄に落ちろ」という意味があるので使わないようにしましょう。
海外ではブーイングとしても使っちゃだめにゃ
ガッツポーズ
パキスタン・フランス・ブラジル
手をグーにして上に突き出すガッツポーズ。
日本では勝利の喜びを表現する時に使います。
しかし、パキスタンでは相手を侮辱する意味になってしまいます。
フランスやブラジルでは中指を立てるのと同じ意味になり、非常に危険です。
あとがき
いかがだったでしょうか。
今回は「海外で絶対にやってはいけない危険なハンドサイン」について危険度別に紹介しました。
同じハンドサインでも国によって全く意味が異なってしまうものがあります。
悪い意味だと知らずに使ってしまったとしても、現地の人は気分を害してしまったり、喧嘩になってしまう可能性もあります。
外国に行くときにはハンドサインにくれぐれも気を付けてください。
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