(この記事は2024年11月29日に更新しました。)
『危険生物』という言葉を皆さんは聞いたことあるでしょうか?
これは、言葉の通り人間にとって危険な生物のことです。
この地球には、私たち人間以外にもたくさんの生物が暮らしています。
犬や猫のように人間と共存できる生物もいますが、中には獰猛であったり、猛毒を持っている生物も存在します。
これらの生物は人間には脅威となる生物であり、人間にとっての危険生物です。
この危険生物は寒い地域では、大型の肉食獣が多く、暑い地域では猛毒の生物が多くいます。
小さい危険生物
人間より大きい生物だけが危険生物ではありません。
とても小さい生物でも猛毒であったり、ウィルス感染で人間が死んでしまうほど危険な生物はいます。
それでは、小さい危険生物を紹介していきます。
閲覧注意
虫や見た目の悪い生物の写真もありますので、自己責任でお願いします。
19位:イモガイ
いろいろな種類のイモガイ
イモガイの毒は成人の男性20人を殺してしまうほどの致死量を持っており、人間が刺されると数分で死亡してしまう場合もあります。
刺されると、タバコが吸い終わるより先に死んでしまうことから「タバコガイ」とも呼ばれています。
イモガイは、見た目はきれいな貝殻であり、毒を持っているように見えないので、毎年知らずに触ってしまう人がたくさんいるようです。
この写真のような貝だったら気づかないにゃ。ぬこはビビりだから、貝は触らないようにするにゃ
18位:オブトサソリ
オブトサソリ
オブトサソリはヨーロッパや中東に生息します。
世界の75%のサソリ被害は、このオブトサソリであるといわれています。
サソリの中でも非常に強い毒を持っており、刺されると耐えられないほどの激痛が襲います。
そして、痙攣や呼吸困難、時には人間を死に至らしめることもあります。
動きも素早く、サソリの中でも攻撃性が高いので、とても危険な生物の一つです。
17位:ブラックマンバ
ブラックマンバ
小さい生物で紹介するか悩んだのですが、今回は蛇という分類で小さい危険生物で紹介します。
ブラックマンバはアフリカのサバンナに生息しています。
全長は2~3mはあり、大きいものだと5mのものもいます。
ブラックマンバは毒性が非常に強く、人間が咬まれると数時間で死に至ります。
また、とても素早く、攻撃的な性格なので非常に危険です。
16位:ヤドクガエル
アイゾメヤドクガエル
ヤドクガエルは北アメリカ、南アメリカ、ハワイに生息します。
とても小さいヤドクガエルですが、その毒は非常に強力で、人間を死に至らしめるほどです。
この強力な毒ですが、粘膜や傷口などに触れなければ、毒に侵されることはないといわれています。
ヤドクガエルの名前の由来は、「人間がヤドクガエルの毒を矢に塗って使っていたから」という説があります。
ヤドクガエルは「矢毒ガエル」ということにゃ
15位:ハコクラゲ
ハコクラゲ
ハコクラゲは、北オーストラリアやインド洋、太平洋に広く生息しています。
ハコクラゲはクラゲの中でも最も強い毒を持っており、3分で3000人を死に至らしめることができるといわれています。
ハコクラゲによって、今までに6000人以上が亡くなっているともいわれています。
ハコクラゲはほぼ透明で、見つけることが困難です。
そのため、現地の海水浴に来た人たちに恐れられています。
14位:ブームスラング
ブームスラング
ブームスラングはアフリカ大陸に多く生息します。
ブームスラングは臆病な性格で、基本的には人間を攻撃しません。
しかし、ブームスラングの毒は血の凝固作用を無くすもので、咬まれると全身から血が噴き出し数時間で死に至ります。
また、この毒の怖いところは、噛まれたところに痛みや腫れが少ないことです。
そのため、咬まれたことに気づかず、治療が遅れてしまう可能性があります。
知らない間に噛まれて、毒が全身に回っていたらと考えると、ゾッとするにゃ・・・
13位:フグ
クサフグ
高級食材として知られているフグですが、実は海外ではフグをほとんど食べません。
そのため、「フグを食べる日本人はクレイジーだ」と言われています。
フグの毒は「テトロドトキシン」という神経毒であり、摂取すると呼吸困難になり、死に至ります。
テトロドトキシンは非常に強力で、その毒性は青酸カリの1000倍ほどだといわれています。
そのため、江戸時代にはフグを食べて亡くなった人が大勢いました。
ぬこもフグ料理を食べてみたいにゃ。でもビビりだからちょっと怖いにゃ・・・
12位:コモドドラゴン
コモドドラゴン
コモドドラゴンも小さい生物で紹介するか悩んだのですが、トカゲという分類で小さい危険生物として紹介します。
コモドドラゴンは、インドネシアに生息します。
その大きさは、尻尾まで合わせると3mほどで、重さは160㎏もあるものまでいます。
コモドドラゴンは鳥からスイギュウまでなんでも食べます。
また、墓を掘り起こし人間の遺体を食べることもあるといわれています。
コモドドラゴンは口の中に細菌があり、咬まれると敗血症を引き起こします。
コモドドラゴンが墓を掘り起こして遺体を食べているのを想像すると、ゾッとするにゃ・・・毒とは別の怖さがあるにゃ
11位:ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコは、太平洋に多く生息します。
海水温度の上昇が理由で、生息地が北上を続けており、近年では広い範囲に生息しています。
1999年に大阪湾、2009年には九州北部でも多く目撃されています。
しかし、非常に強力な毒を持っており、咬まれると数分で呼吸困難になり、死に至ります。
さらに怖いのが、ヒョウモンダコの毒に対する解毒剤が存在しないことです。
ヒョウモンダコは、日本でも見つかっているから気をつけないとにゃ
10位:ブラジルドクシボグモ
ブラジルドクシボグモ
ブラジルドクシボグモは、主に南アメリカに生息します。
このクモの怖いところは、住宅地にも生息し、街中の至る所で遭遇してしまう可能性があることです。
イギリスで、バナナの中にブラジルドクシボグモの卵が入っていて騒動になったこともあります。
ぬこは普通のクモでさえ怖いから、ブラジルドクシボグモが出たら気絶するかもにゃ
9位:アフリカナイズドミツバチ
アフリカナイズドミツバチ
アフリカナイズドミツバチは、南アメリカと北アメリカに生息します。
アフリカナイズドミツバチは「殺人バチ」とも呼ばれており、刺されると死に至る場合があります。
非常に攻撃的で執念深い性格で、逃げても何百メートルも追いかけてくるといわれています。
8位:オニダルマオコゼ
オニダルマオコゼ
オニダルマオコゼはインド洋、太平洋に多く生息します。
日本付近では、小笠原諸島、奄美大島、沖縄で目撃されています。
オニダルマオコゼの毒は非常に強力で、魚の中では一番の猛毒といわれています。
オニダルマオコゼの毒が微量でも体内に侵入すると、呼吸困難や痙攣を引き起こし、死に至る場合もあります。
形や色が岩に似ており、非常に見つけずらいため、生息地でダイビングを行うときは細心の注意が必要です。
7位:ツェツェバエ
ツェツェバエ
ツェツェバエは、アフリカ大陸に生息します。
ツェツェバエは吸血バエで、血を吸われると睡眠病という感染症に感染します。
睡眠病は、数か月の潜伏期間のあと、頭痛・関節痛・高熱などの症状が起こります。
そして、最終的には昏睡状態になり死亡します。
ツェツェバエによって、毎年25万~50万人の人が亡くなっているといわれています。
6位:カーペットバイパー
カーペットバイパー
カーペットバイパーは中東からインドにかけて生息します。
カーペットバイパーはブームスラングと同じ猛毒を持っており、咬まれると死に至る場合があります。
また、攻撃性がとても強く近づいただけで、無条件で咬みついてきます。
5位:蚊
ヒトスジシマカ
蚊はとても身近にいる生物ですが、実はとても恐ろしい生物でもあります。
蚊はマラリアやフィラリアの感染症を伝染させる恐れがあり、年間で300万人の人が蚊によって死亡しています。
4位:ニホンヒキガエル
ニホンヒキガエル
ニホンヒキガエルは日本の近畿地方から山陽地方、四国、九州に生息します。
臆病な性格のため、積極的に攻撃してくることはありませんが、とても強力な毒を持っています。
ニホンヒキガエルは毒液を噴射しますが、その毒液をとても遠くまで飛ばすことが可能で、その距離は30mに及ぶほどです。
毒液が目に入ると激痛を引き起こしたり、口に入ると呼吸困難になったりします。
3位:イラガの幼虫
イラガの幼虫
イラガは日本の北海道から九州まで幅広く生息しています。
イラガの幼虫に触れてしまうと、背中にある棘から毒液が注入されます。
電気が走るような激痛が起こり、その後に水膨れや皮膚炎を起こします。
2位:マダニ
マダニ
マダニは、日本の北海道から九州まで広く生息しています。
人間の顔や頭部に寄生する恐ろしい生物で、皮膚を咬み、そこから吸血します。
吸血の際に、血液が固まらないように唾液を注入するのですが、これによって様々な病気に感染する可能性があります。
また、マダニは一度噛みつくと、数日間は血を吸い続けるといわれています。
血を吸われる怖さと唾液を注入される気持ち悪さで、マダニに咬まれることを想像したら、ぬこは気絶しそうだにゃ
1位:セアカゴケグモ
セアカゴケグモ
セアカゴケグモは、元々はオーストラリアに生息していた生物です。
現在では、日本・ニュージーランド・ヨーロッパ・東南アジア・アメリカに生息しています。
セアカゴケグモの毒は遅効性の神経毒であり、咬まれたときは変化を感じなくても数時間後に発熱・腹痛・筋肉痛などに襲われることがあります。
最悪の場合、呼吸困難やアナフィラキシーショックが起こる場合もあります。
あとがき
いかがだったでしょうか。
今回は「実在する小型危険生物」について深堀りしました。
ではでは。
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